郡上八幡城の城山のふもとに流れる吉田川に飛び込む少年をとらえたこの写真。別名『学校橋』と呼ばれる橋桁から12メートル真下の川面を見て、まずは青空に向かって大きく跳躍します。少年たちが新たな領域に飛び込むときに必要な勇気と一歩踏み出したときの清々しさを学ぶ一瞬です。
Photography by yoshinari.A
澄んだ水の流れを聞いて、おだやかな時と清々しい気分のまま仕事に没頭できる格別なコワーキングスペース。今は三か所だけの紹介ですが今後さらに増えていきます。お待ちください。
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たとえばHUBGUJOはこんなところ
築90年の元紡績工場をテレワーク施設として2015年にリノベーション。城下町と清流の風情を楽しみつつオンオフの切替えを助けてくれる遊び心もある空間です。
「城近」「川沿い」「日当たり良好」「騒音なし」「駐車場あり」「薪ストーブあり」。異業種交流やアイデアソン、カヌーカフェなどのイベントも開催しています。
施設:シェアオフィス、コワーキングスペース、会議室(プロジェクター・スクリーン付)、コミュニティスペース、プライベートBOX、リバービューデッキ、ミニキッチン等
設備:各部屋オートロックのセキュリティシステム、WiFi、LAN、電源、コピー機、スキャナ、大型タブレット、3Dプリンター、 レーザーカッターなど造作用デバイスをいつでも使えます。
◎ご利用方法
※ロッカー、ポスト、PCレンタル(月額貸し)
①シェアオフィス契約 (3.7万~8.8万円/月) *ご利用人数1人増えるごとに5千円/月プラス
②ワーケーション契約(シェアオフィス一室に4名様まで随時使用可) *料金はご相談ください
③コワーキングスペース契約(1万/月)
④ドロップイン(1日利用)(2千円/日)
*初回利用会員年会費+1千円別途必要
※上記すべて共益費及び消費税込み
https://www.hubgujo.com/index.html
https://www.facebook.com/HUBGUJO/
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交流・移住促進施設 わらおこし
広い空と清流 日本の原風景にインスパイアされるスペース。
古民家を再生して地域づくりの活動拠点、市内外の人々が気軽に集い・語らい合えるサロンとしてオープンした「わらおこし」。1Fはみんなが集える大広間で会議やイベント、移住定住相談のほか、ライブもたびたび開かれています。屋根裏に整備されたスペースはコワーキングが可能。日本一に輝いたブランド和良鮎が育つ和良川はホタルの里としても密かに知られる清流。大きく広がる空と田園風景に癒されつつ、隠れ家的なスペースで心静かに仕事ができます。
施設:大広間、屋根裏コワーキングスペース(予約制)、キッチン
ご利用料金:
1,000円/日(嬉しいコーヒー1杯付)
5,000円/月(1ヵ月間利用放題)
中・高校生は100円/日 (ご両親の了解を得てから、ご利用ください。)
*いずれも予約制
*1、2階専有の場合は別途料金になります。
https://waraokoshi.com/cn4/access.html
https://www.facebook.com/waraokoshi/
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コミュニティカフェななしんぼ
みんなのやりたい!を実現するコミュニティカフェでつながる
人が集い生み出すことを目的に、ワークショップからオープンしたななしんぼのコミュニティカフェ。ギャラリースペース、レンタルキッチン、ものづくり工房が一体になっていて、自由な発想で自由な使い方ができる場所です。里山の風情を楽しむレジャーの合間にちょこっとPC作業、オンラインミーティングに参加する、キッチンを借りてワンディシェフ(1日レストラン)を開く、移住定住相談など、やりたい!を叶えます。
施設:コミュニティカフェ&ギャラリースペース、キッチンスペース、ものづくり工房
ご利用方法:
①1,500円/1h または200円×人数 *ドリンク付き (会員割引あり)
②ギャラリー・展示 5,000円/日(利用目的、利用期間により相談に応じます)
住所:〒501-4307 岐阜県郡上市明宝二間手361番地0575-87-3799)
https://nanashinbo.com/communitycafe/
https://www.facebook.com/nanashinbo.meiho/
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今日からサテライトオフィスを開設可能です。
伝統芸能に支えられた観光資産、後継者のいない農地や森林など、地方は日本の課題の先進地域です。それを逆手にとって、あり余る地域資源を生かして課題解決型の事業創出にチャレンジしていきます。 地方に集まるクリエイターたちと新たな市場を作り出しましょう。
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郡上の新しい生活様式の働き方と暮らし方
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本社とサテライトオフィスの二拠点生活 >
小澤陽祐さん
より豊かな暮らしの選択
<プロフィール>
小澤陽祐 (おざわようすけ)
有限会社スロー 代表取締役
自社焙煎コーヒー豆(オーガニックかつフェアトレード)の販売
家族:妻、子2人
出身:千葉県出身
郡上への移住:2016年
移住の目的:山と川、自然が近くにある暮らし
移住時期:東日本大震災を機に首都圏に集中する商圏や事業基盤を見直し、出産のため里帰りしていた妻の郷里で子育てすることを決意。
サテライトオフィスの利用:HUBGUJOのコワーキングスペースを利用。
暮らし:本社のある千葉県との二拠点生活。少しずつ郡上の滞在時間を延ばしたり、ITを活用するなどして定着させてきました。郡上での生活の魅力は窓を開けると四季を感じることができ、空が広いこと。夏の郡上踊りも楽しみの一つです。
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半農半IT >
吉住耕次さん
食も仕事も自給的なライフスタイルに
<プロフィール>
吉住 耕次 (よしずみ こうじ)
㈱tractor代表
ITコンサルティング、システムの企画・設計、運用
家族:妻、子2人、ニワトリ
出身:福岡県生まれ 転勤族の子として各地を転々として育つ
郡上への移住:2012年
移住の目的:食も仕事も自給的なライフスタイルで暮らしたい
移住時期:子どもの小学校入学に合わせて。(勤めていた会社を定年退職してから…が、子育て環境を考え20数年前倒しに)
サテライトオフィスの利用:主に自宅で仕事。打ち合わせやちょっとした作業でHUBGUJOを使用。
暮らし:自宅の田植えと稲刈りでは友人たちが家族で手伝いに来てくれます。お互いの子どもの成長を喜んだり、どろんこまみれになって遊んだりして単なる作業ではなく交流の場になっているのが喜び。
移住を考えている方に一言:住まい、仕事、地域の方々とのコミュニケーション。この3つが整うにつれ、描いていた郡上での生活に近づけたように感じています。時間がかかることがあるかも知れませんが、焦らず少しずつ手繰り寄せていって欲しいと思います。
小水力発電・地域づくり >
平野彰秀さん
人口減少が続く石徹白地区を持続可能な集落に
<プロフィール>
平野彰秀 (ひらのあきひで)
NPO法人地域再生機構副理事長、石徹白農業用水農業協同組合参事、石徹白地区地域づくり協議会事務局、NPO法人HUB GUJO 理事、郡上カンパニーディレクター、NPO法人やすらぎの里いとしろ理事長、石徹白洋品店株式会社取締役 ほか
都市計画、まちづくり、小水力発電、経営戦略コンサルティング、ファシリテーション
家族:妻、子4人、ねこ、やぎ、ひつじ
出身:岐阜市出身
郡上への移住:2011年
移住の目的:人口減少が続く岐阜県郡上市石徹白地区を持続可能な集落にしたい
移住時期:水力発電プロジェクトを始める時に石徹白に出会い自然な流れで
サテライトオフィスの利用:主に自宅や石徹白地域で仕事。打ち合わせやイベントでHUBGUJOを使用。
暮らし:石徹白に永く受け継がれてきた「源」を認識した価値観を学びながら、未来へ残していけるよう、当たり前が当たり前に続いていく暮らしを目指しています。石徹白を好きな仲間が増えて、新しい取り組みを起こせる環境を作りたいです。たとえば今携わっている移住者の受け入れやシェアハウスの運営もその一つです。
移住を考えている方に一言:本当に移住を決断するときは、心も身体もまわりの状況も、自然とその方向に動いていくと思います。
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